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エコキュートのお湯がぬるいときの原因と対処法

2023.6.15お役立ちコラム

エコキュートを使っていると、突然お湯がぬるいと感じることがあります。原因はさまざまで、使い方を変えるだけで解決するケースも多いです。

本記事ではエコキュートのお湯がぬるい原因と、すぐにできる対処法を解説します。

エコキュートのお湯がぬるい原因

エコキュートを使っている家庭で、お湯がぬるいと感じる原因は使い方や温度の問題など、さまざまなケースが考えられます。よくあるお湯がぬるくなる原因を解説します。

設定温度が低い

エコキュートでは、貯湯ユニットのお湯に水を混ぜて適温にして蛇口から出します。そのため、貯湯ユニットの湯温が低いと蛇口から出るお湯もぬるくなります。

冬場は温度の低下が早いため、沸き上げの設定温度が低いとお湯がぬるくなりやすいです。

配管が冷えている

配管が凍結したり、冷えすぎたりすると、お湯がエコキュートの貯湯ユニットから蛇口に到達するまでに温度が下がってしまいます。とくにエコキュートから蛇口までの距離が長いほど湯温が下がりやすいです。

水たまりや道路が凍結するほどの寒さになる季節だけお湯がぬるくなる場合は、凍結を疑ってみましょう。

貯湯ユニットのお湯が不足している

貯湯ユニットのお湯がほぼなくなっていたり、少なくなっていたりすると、ぬるいお湯が出やすくなります。ぬるくなるタイミングでリモコンの貯湯量表示を確認し、残りが少なくなっていたらお湯の量が原因である可能性が高いです。

エコキュートには学習機能が備わっており、貯湯ユニットに溜める湯量を直近の使用状況に合わせて変化させています。

そのため、寒くなってお湯を使う量が急激に増え始めると、お湯不足になることが多いです。

複数の場所で同時にお湯を使っている

お湯がぬるいことに加えて水圧も低くなっている場合は、複数の場所でお湯を同時に使っていることが原因かもしれません。

エコキュートから屋内にお湯を供給する配管は、1本から枝分かれしているのが一般的です。そのため複数箇所で同時にお湯を出していると、供給できるお湯の量が制限されてぬるくなってしまいます。

蛇口が劣化している

特定の蛇口から出るお湯だけがぬるい場合は、エコキュート側ではなく蛇口の問題である可能性が高いです。長期間使い続けている蛇口がある場合は、一度点検を依頼してみましょう。蛇口は使用頻度にもよりますが、5年以上使っている蛇口は経年劣化が見られるようになります。

エコキュートが故障している

エコキュートの寿命は10年~15年とされています。使用状況や環境にも大きく左右される部分ですが、設置から10年を超えているエコキュートのお湯がぬるい場合は、故障も疑いましょう。

エコキュートが故障している場合は、すべての蛇口からのお湯がぬるい、お湯がまったく出ない、エラー表示が出るなど、広範囲に被害が出たりわかりやすい異常が発生したりします。おかしいと感じることが頻発する場合は、エコキュートの点検をしたほうが安心です。

エコキュートのお湯がぬるいときの対処法

エコキュートのお湯がぬるいときは、まずは以下の対処法を試してみましょう。使い方を変えることで解決できることもあります。

沸き上げ温度を高くする

寒い時期にだけお湯がぬるくなる場合は、貯湯ユニットの沸き上げ温度を高めに設定してみましょう。60度以上の設定にし、お湯の温度が上がるようであれば、貯湯ユニットのお湯が冷えているだけかもしれません。冬場だけ設定温度を高めにすれば、解決することでしょう。

沸き増し機能を使う

沸き増し機能は、手動で貯湯ユニットのお湯を増やせる機能です。エコキュートが自動で調節した湯量では足りなくなりそうな場合に、この機能を使えば安定してお湯を使えます。

急な来客やバスタブにお湯を多く溜めたいときなど、お湯の残量が心配なときに使ってみてください。

水栓の設定温度を高くする

温度調節機能が付いている水栓の場合は、設定温度を高くしてみましょう。水栓で設定する湯温は、厳密なものではありません。そのため、想像よりもぬるいと感じることも多いです。

また掃除のときや入浴中など、何かの弾みで温度調節ハンドルがずれて、設定温度が変わっていることもあります。

お湯を使う時間帯をずらす

家族が多いご家庭では、同時に複数の場所でお湯を使うことがあります。とくにお湯を多く使うお風呂場とキッチンを同時に使用すると、お湯がぬるくなりやすいです。

複数箇所で同時にお湯を使った際には、湯温が保てないこともあります。少しタイミングをずらしてお湯を使うようにしてみましょう。

凍結対策をする

寒い季節の朝は、寒冷地でなくても配管の凍結が発生しやすいです。凍結防止ヒーターの使用を検討する、蛇口から少量の水を流したままにするなど、凍結対策をしましょう。

凍結対策は湯温のぬるさを解消し、凍結による配管の破損も防げます。

業者に修理や点検を依頼する

ここまでお話した対処法を試しても改善しない場合は、エコキュートや蛇口の故障や不具合である可能性が考えられます。そのような場合は、なかなかご家庭では解決できません。業者に修理や点検をご依頼ください。

エコキュートのお湯がぬるいときは使い方を見直そう

エコキュートは、貯湯ユニットに溜めたお湯を各蛇口に供給するシステムで、各蛇口に供給する前に水と混ぜて温度調整するのが一般的です。そのため、貯湯ユニットの湯温や湯量が十分でないと、ぬるいお湯が出てしまいます。

冬場はお湯の使用量が増え、外気温も下がって貯湯ユニットのお湯が足りなくなりやすいです。寒くなり始めたタイミングでお湯のぬるさを感じたら、一度エコキュートの設定を見直してみましょう。

設定を変えても改善しない場合は、どこかで故障が発生しているかもしれません。そのような場合は、ぜひ一度専門業者に点検を依頼してみてください。
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この記事の執筆者:岩田 
(カスタマーサポート)

大手建設会社に新卒入社し、5年間ほど広報、個人営業などの業務を経験。
2018年にゆらくらすに入社し、オール電化の販売サイト「ゆらくらす」「エコランド」のマーケティングを担当。2022年からゆらくらす「オフィシャルサイト」の広告も担当しています。

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