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エコキュートはうるさい? 起こり得る騒音トラブルや対処法について解説

2023.7.2お役立ちコラム

「エコキュートを使用し始めたら、騒音が気になって仕方ない」といった話を聞いたこともあるでしょう。エコキュート自体は音がうるさいわけではないものの、騒音トラブルが起こり得る可能性があります。

そこで本記事では、エコキュートがうるさいと言われる原因について解説します。騒音問題の解決方法もご紹介するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

エコキュートはうるさい?

エコキュートから発生する音は、決してうるさいわけではありません。音の大きさだけでいえば40dB程度で、閑静な住宅街の昼間に起こり得る騒音程度です。家庭用エアコンの室外機や扇風機の騒音は50dB程度といわれていることからも、エコキュートが特段うるさいとはいえないでしょう。

しかし、エコキュートはヒートポンプユニットから発せられる低周波音によって騒音問題が起こり得る可能性があります。低周波音とは周波数の低い音のことで、人によっては不快に感じるほどうるさく聞こえます。普段は気にならなくても、眠れない日や静かな環境だとうるさく感じる場合もあるでしょう。中には、低周波音によって体調を崩す人もいるため、何か要望があったらトラブル対策を行う必要があります。

エコキュートで起こり得る騒音トラブル

エコキュートで起こり得る騒音トラブルは、以下のとおりです。
  • 眠れなくなる
  • 家が揺れている感覚が続く
  • 近隣住民からクレームが入る
どのような騒音トラブルが想定されるのか、詳しく見ていきましょう。

眠れなくなる

エコキュートの低周波音によって、眠れないと感じる人がいます。エコキュートが稼働する時間は、主に夜中である23~6時にかけてです。多くの人が眠る時間帯に稼働しているため、騒音が気になって不眠状態になってしまう場合があります。特に寝室の近くにエコキュートを設置すると、騒音トラブルに発展する可能性もあるでしょう。

家が揺れている感覚が続く

エコキュートから発せられる低周波音によって、家が揺れているような感覚に陥る人がいます。エコキュートの周辺に物が散乱していたり、建付けが悪かったりすると、エコキュートの振動が家に伝わってしまい揺れているように感じてしまうのです。低周波音によって振動が続くと、頭痛やめまいを起こす原因ともなることから、トラブルに発展する可能性があります。

近隣住民からクレームが入る

エコキュートの低周波音は、自分の家族だけではなく近隣住民に悪影響を及ぼす場合があります。例えば、近隣住宅の近くにエコキュートを設置してしまうと、知らず知らずのうちに低周波音を広げている可能性があります。過去には低周波音を巡って民事訴訟に発展したケースもあるため、騒音問題の加害者とならないように注意しなければいけません。

エコキュートの騒音の対処法

エコキュートの騒音に対する解決方法は以下のとおりです。
  • 寝室とエコキュートとの距離を離す
  • 防音シートや防振ゴムを使用する
  • 防音壁を設置する
  • 夜間ではなく昼間に運転させる
それぞれの対処法について詳しく解説します。

寝室とエコキュートとの距離を離す

エコキュートを設置する場合は、寝室との距離を空けましょう。低周波音が家の中に届きづらい場所に設置することで騒音トラブルを未然に防げます。特に狭い場所に設置してしまうと音が反響するため、なるべく広い空間に設置するのがおすすめです。広い場所を確保できない場合であってもファンの向きを変えたり、少し移動させたりするだけでも騒音問題を解決できる可能性があります。

なお、このとき近隣住民の寝室も考慮するのがポイントです。できれば設置する際に間取りをうかがったり、相談したりするといいでしょう。

防音シートや防振ゴムを使用する

エコキュートを設置するときに、防音シートや防振ゴムを活用するのも効果的です。例えば、壁側に防音シートを貼ったり、ヒートポンプユニットの下に防振ゴムを設置したりすることで振動を予防できます。

防音壁を設置する

エコキュートの周囲に、防音壁を設置するのも一つの方法です。基本的にエコキュートの周囲に物を置くのは振動の原因なってしまうため厳禁です。しかし、防音壁であれば音の広がりを抑えてくれるため、騒音トラブルを防ぐ効果が期待できます。

防音壁は簡易的なものではなく、きちんと防音対策が行われた壁を使用するのが鉄則です。音源よりも1mほど高い塀を取り付けるようにしてみてください。なお、防音シートや防振ゴムと組み合わせて対策するのがより効果的です。

夜間ではなく昼間に運転させる

夜間に音がうるさく感じるようであれば、昼間の明るい時間帯にエコキュートを稼働させましょう。日中の活動している時間帯だと、騒音が気にならないかもしれません。夜間の稼働を避けることで、睡眠への影響も抑えられます。

まとめ

エコキュートから発せられる音自体はうるさくないものの、低周波音によって騒音トラブルが起こる可能性があります。低周波音の感じ方は個人差があるため「自分が聞こえないから大丈夫」と楽観視することはできません。1人でもエコキュートの音が気になるようであれば、何らかの対策を実施しましょう。今回紹介した対処法を組み合わせると、より効果的にトラブルを防げます。
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この記事の執筆者:岩田 
(カスタマーサポート)

大手建設会社に新卒入社し、5年間ほど広報、個人営業などの業務を経験。
2018年にゆらくらすに入社し、オール電化の販売サイト「ゆらくらす」「エコランド」のマーケティングを担当。2022年からゆらくらす「オフィシャルサイト」の広告も担当しています。

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