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エコキュートはどう選んだらいいの?選び方のポイントを解説
2023.4.24お役立ちコラム
目次
エコキュートの選び方に決まりはありません。そのため、何を基準に選べばよいのか迷ってしまう人も少なくないでしょう。 本記事では失敗しにくいエコキュートの選び方を紹介します。4つのポイントとご家庭の状況を照らし合わせれば、スムーズにエコキュートを選べるでしょう。 また、メーカーによるエコキュートの違いや、エコキュートを選ぶ際に気をつけたいポイントも解説します。エコキュート選びの基本となる情報なので、ぜひご一読ください。
エコキュートを選ぶ4つのポイント
オール電化住宅はガス併用に比べて安全性が高いため、特にご高齢の方やお子様のいるご家庭で選ばれる傾向があります。 オール電化住宅に欠かせないエコキュートですが、以下4つのポイントで選ぶと失敗するリスクを軽減できます。
- タンクの容量で選ぶ
- 機能性で選ぶ
- 設置場所で選ぶ
- 住んでいる地域で選ぶ
さまざまなメーカーで豊富な機種のエコキュートが販売されていますが、ご家庭によって最適なエコキュートは異なるでしょう。ご家庭のライフスタイルに合う1台を選ぶために、これから紹介する4つのポイントをしっかりと確認しましょう。
タンクの容量で選ぶ
エコキュートは、ヒートポンプと貯湯タンクで構成されています。ヒートポンプは熱エネルギーを作り出す機械で、貯湯タンクは沸かしたお湯を貯める機械です。この貯湯タンクは容量が決まっているため、家族構成やお湯の使用量などのライフスタイルに考慮して選ぶ必要があるでしょう。 一般的なエコキュートの容量は、180L・180~300L・370L・430~460L・550Lの5段階に分かれます。容量だけでは判断しにくいので、それぞれの容量に最適な家族構成や使用量の目安を紹介します。 なお、使用可能なお湯の量の目安は、冬期に40度のお湯を使用した場合の想定です。
タンク容量 | 家族構成 | 使用可能なお湯の量の目安 |
---|---|---|
180L | 1~2人 | 浴槽湯はり1回 シャワー2回 キッチン・洗面・手洗い |
180~300L | 2~4人 | 浴槽湯はり1回 シャワー3回 キッチン・洗面・手洗い |
370L | 3~5人 | 浴槽湯はり1回 シャワー4回 キッチン・洗面・手洗い |
430~460L | 4~7人 | 浴槽湯はり1回 シャワー5回 キッチン・洗面・手洗い |
550L | 5~8人 | 浴槽湯はり1回 シャワー7回 キッチン・洗面・手洗い |
ご家族の人数が少なくても、シャワーを使用する回数が多い場合などは、「シャワーのお湯が出ない」といったお湯切れが発生することがあります。また、女性の占める割合が多いご家庭は目安よりも多くのお湯を使用する可能性があるため、すぐに残湯なしとなってしまうかもしれません。 お湯を使う量が多いかもしれない、今後家族が増える可能性がある、などの場合は、少しゆとりを持ってやや大きいサイズのエコキュートを選ぶとよいかもしれません。
機能性で選ぶ
エコキュートと一口にいっても、備わっている機能は異なります。エコキュートは機能性で以下の4つに分類されるのです。
- フルオートタイプ
- オートタイプ
- 給湯専用タイプ
- 多機能タイプ
それぞれの特徴や備わっている機能について詳しく解説します。なお、備わっている機能の概要は以下のとおりです。
機能 | 概要 |
---|---|
湯はり(自動) | スイッチを押すだけでお湯はりがスタートし、設定した水位に到達すると自動でストップする機能 |
保温 | 給湯後のお湯を設定湯温にキープする機能 |
足し湯 | 浴槽内のお湯の量が減った際、設定した水位までお湯を足す機能 |
追焚き | 浴槽内の冷めたお湯を温め直す機能 (この機能が備わっていないフルオートタイプもある) |
フルオートタイプ
フルオートタイプなら、すべてを全自動で行ってくれます。スイッチ一つで簡単にお風呂の湯はりや調整ができるため、忙しい方に向いているタイプです。 フルオートタイプに備わっている機能は以下のとおりです。
- 湯はり
- 保温
- 足し湯
- 追焚き(一部の機種を除く)
オートタイプ
オートタイプには保温機能と追焚き機能がなく、足し湯は手動となります。つまり、自動でできるのは湯はりのみですが、その分価格が抑えられるのがメリットです。 フルオートタイプに備わっている機能は以下のとおりです。
- 湯はり
給湯専用タイプ
給湯専用タイプとは、既存の給湯器配管を再利用できるエコキュートで、リフォームの際に選ばれています。給湯に特化しているので、すべて手動による操作が必要です。 給湯専用タイプに備わっている機能は以下のとおりです。
- 湯はり(手動)
- 足し湯(手動)
なお手動による湯はりでも、設定した水位に到達するとアラームでお知らせしてくれます。手動でもお湯が溢れる心配がないので、安心して使用できます。
多機能タイプ
多機能タイプは、フルオートタイプに床暖房・浴室換気暖房乾燥機能などを加えた万能タイプです。給湯機以外の機能も付けたい場合におすすめでしょう。 多機能タイプに備わっている機能は以下のとおりです。
- 湯はり
- 保温
- 足し湯
- 追焚き
- 暖房(床暖房や浴室換気暖房乾燥機能など)
エコキュートに備わっている機能はメーカーや機種によって異なります。ここで紹介していない機能が備わっている機種も多数あるので、さまざまなエコキュートを比較して選びましょう。
設置場所で選ぶ
エコキュートの候補が決まったら、後はエコキュートが設置できるか?のポイントで考えます。というのも、エコキュートはヒートポンプと貯湯タンクから成りますが、特に貯湯タンクは一般的な家庭の冷蔵庫ほどのサイズがあります。 つまり、家の敷地内にエコキュートを設置するためのスペースを確保しなくてはなりません。設置スペースが確保できない場合は、候補以外のエコキュートを再検討する必要が出てくるかもしれません。 エコキュートには以下の3つのタイプがあります。それぞれに特徴が異なるため、ご自宅の設置スペースと照らし合わせて検討しましょう。
タイプ | 概要 |
---|---|
角型タイプ | ポピュラーなタイプ 設置スペースに十分な余裕がある場合におすすめのスタンダードなタイプ 各メーカーでさまざまな機種を展開しているため、好みのエコキュートを選びやすい |
薄型タイプ | 貯湯タンクが薄くなったタイプ 奥行きが足りない、設置場所が狭いなどの問題に対応できる省スペースなタイプ 角型タイプよりも商品のラインナップが少ない 屋外専用など、設置に制限がある |
コンパクトタイプ | 貯湯タンクをコンパクトなサイズにしたタイプ 容量が少なく、少人数の家庭用に向けたタイプ マンションなどの設置に向いている |
住んでいる地域で選ぶ
エコキュートには地域の気候や特徴に合わせて3つの仕様に分けられます。お住まいの地域の気候や特徴に合わせ、最適なエコキュートを選択しましょう。
仕様 | 概要 |
---|---|
一般地仕様 | 最低気温がマイナス10度を下回るような寒冷地ではなく、海にも近くない地域に向いている仕様 |
寒冷地仕様 | 最低気温がマイナス11~マイナス25度になる地域で推奨される仕様 具体的な対象地域は北海道や東北地方 寒冷地で一般地仕様のエコキュートを使用した場合、配管やファンの凍結により正常に機能しない可能性がある |
寒冷地仕様 | 海沿いで潮風の影響を受ける地域で推奨される使用 臨海地で一般地仕様のエコキュートを使用した場合、塩害の影響で錆びやすくなり故障のリスクが高まる 臨海地仕様のエコキュートは受注生産となる |
メーカーごとのエコキュートの特徴
エコキュートにはさまざまなメーカーがあります。メーカーごとに異なる特徴を押さえておくと、エコキュートを選ぶ際の参考となるでしょう。 ここでは、エコキュートを取り扱う大手メーカーとその特徴を紹介します。
メーカー | 特徴など |
---|---|
コロナ | 世界で初めてエコキュートを開発したメーカー エコキュートに関するノウハウや技術力、実績が豊富なため、省エネ大賞も受賞 年間を通して給湯保温効率が高いなど、安定したクオリティが特徴 |
ダイキン | 日本で初めてヒートポンプ式エアコンを製造したメーカー 世界で初めてヒートポンプ式暖房エアコンを製造したメーカー 当メーカーのエコキュートは、300kPaの圧倒的な水圧が特徴 3階建て住宅でも、2箇所で同時使用が可能に |
パナソニック | 優れた学習能力と、独自の節電技術である【エコナビ】を搭載し、高い省エネ性を誇る 商品ラインナップも豊富なため、各家庭のライフスタイルに合わせたエコキュートを選びやすいのが魅力 |
日立 | 貯湯ユニットにはウレタンクを採用し、従来よりも断熱性を実現 お湯の温度が下がりにくいのが特徴 【ナイアガラ倍速湯はり】機能を搭載し、通常の約2倍の速度で湯はりが完了 |
三菱電機 | 三菱電機のオリジナル機能である【マイクロバブル】を搭載 【バブルおそうじ】により、排水後の配管洗浄が可能に 【ホットあわー】により、微細な泡で湯冷めを防ぐことが可能に |
なお、上記は各メーカーの代表的な特徴を紹介しています。 エコキュートの機種によって特徴や備わっている機能が異なるため、さまざまな機種を比較してみましょう。
エコキュートを購入する販売店の選び方
エコキュートはさまざまなメーカーの商品がありますが、エコキュートを販売する店舗も多数存在します。エコキュートを購入する際は、これまでに紹介したエコキュートの選び方のポイントを参考にしながら、まずは候補となるエコキュートの機種を決めましょう。 そして販売店に相談した上で導入するエコキュートを決定しましょう。ここではエコキュートを購入する販売店の選び方を解説します。
設置実績を重視する
エコキュートの販売店を選ぶ際、費用ばかりが気になってしまう人もいるかもしれません。確かに、エコキュート本体の価格や施工費用は販売店によって異なりますが、コストだけで選ぶのは危険です。 というのも、エコキュートの設置工事には特に資格が必要ありません。そのため、工事経験が少ない販売店は、費用を安くすることで顧客を獲得しようとする可能性があります。 エコキュートを設置する際は、施工実績が豊富な販売店の方が安心です。多くのお客様に選ばれているのにはきちんとした理由があり、コスト以上のサービスを受けられる場合もあります。 設置実績は販売店のホームページなどで簡単に確認できます。販売店選びによってはエコキュートの寿命にも差が出るため、事前に確認しておくことがおすすめです。
アフターケアが充実している
エコキュートの寿命は、一般的に10〜15年程度といわれています。しかし寿命でなくても不具合や故障が生じるケースもあるため、定期的にメンテナンスを行ってくれたり、故障時の対応が早かったりと、アフターサービスが充実している販売店を選ぶと安心です。
また、親切な販売店の場合はエコキュートの設置時に簡単なお手入れの方法を教えてくれます。スタッフの対応の善し悪しで販売店を選ぶと失敗のリスクを軽減できます。
複数のメーカーのエコキュートを扱っている
先程も紹介しましたが、エコキュートはさまざまなメーカーから販売されています。メーカーによって特徴や機能が異なるため、違うメーカーのエコキュートを比較することも大切です。 そのためには、販売店が複数のメーカーのエコキュートを取り扱っていなくてはなりません。また、それぞれのメーカー・機種の特徴を理解し、最適なエコキュートを提案してくれる販売店を選べば、長いお付き合いができるでしょう。
ポイントを押さえて自分に合ったエコキュートを見つけよう
エコキュートを選ぶ際は4つのポイントをしっかり確認し、ご家庭のライフスタイルに合う1台を選ぶことが大切です。また、事前に各メーカーの特徴なども調べておき、エコキュートの候補を複数に絞っておくとスムーズです。 エコキュートは長く使うものだからこそ慎重に選ばなくてはいけませんが、ご自分の判断だけでは決められないケースも少なくないでしょう。そのような場合は、エコキュートの販売店に相談しましょう。 販売店ならエコキュートの選び方のポイントやメーカーごとの特徴を熟知しているため、ご家庭に最適な1台を選んでくれます。また、信頼できる販売店で購入すれば故障などの際も安心です。 信頼できるエコキュート販売店をお探しの方にはゆらくらすがおすすめです。1,000件以上のエコキュート設置実績があり、「お湯は出ないが水は出る」「お湯はりできない」といった緊急時にも迅速に対応します。 エコキュートでお困りの場合は、スピーディな対応が評判のゆらくらすにぜひご相談ください。
この記事の執筆者:岩田
(カスタマーサポート)
大手建設会社に新卒入社し、5年間ほど広報、個人営業などの業務を経験。
2018年にゆらくらすに入社し、オール電化の販売サイト「ゆらくらす」「エコランド」のマーケティングを担当。2022年からゆらくらす「オフィシャルサイト」の広告も担当しています。
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