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エコキュートを使っていないのにお湯が減る原因は?解決策はある?

2023.5.22お役立ちコラム

エコキュートを使っていないのにお湯が減ってしまっていることがあります。お湯が減っていることで、エコキュートが使えなくなってしまうことがあるため、解決策を把握しておきましょう。

今回は、エコキュートを使っていないのにお湯が減ってしまう原因と解決策を解説します。

エコキュートを使っていないのにお湯が減る原因

「エコキュートを使ってないのに浴槽のお湯が減る……」「お湯の減りが早い気がする……」そんなトラブルに見舞われる人もいるでしょう。原因は複数あり、修理が不要なケースと修理が必要なケースとに分かれます。

修理が不要なケースの場合、設定や使い方を見直すことで対策が可能です。

【修理不要】追い炊きや保温機能がオンになっている

追い炊きや保温機能がオンになっていると、お湯が減ってしまう原因になります。そのため、追い炊き機能や保温機能を使っていて頻繁にお湯が減ってしまっているのであれば、これらの機能をオフにしておくのがよいでしょう。

しかし、追い炊きや保温機能をオフにしてしまうと、お風呂のお湯がぬるくなってしまう可能性があります。そのような際は高温足し湯機能を活用することで、タンクのお湯の使用量を抑えられるでしょう。

【修理不要】貯湯タンクの温度が下がってしまっている

エコキュートは深夜にお湯炊きをして、貯湯タンクに湯を貯めておきます。貯湯タンクに貯まっているお湯の温度が設定温度を下回ってしまうことでお湯が使えなくなり、減ってしまったかのように感じてしまう可能性があります。貯湯タンクにはある程度の保温性が備わっていますが、外気温によってはお湯が冷めていってしまうのです。

【修理不要】自動配管洗浄でお湯を使っている

エコキュートのなかには、自動配管洗浄機能が備わっているものがあります。自動配管洗浄は沸かしたお湯を使用するため、エコキュートを使っていないのにお湯が減ってしまいます。自動配管洗浄に用いられるお湯の量の一例として、パナソニック製の場合、約10リットルものお湯が使用されるのです。

【修理不要】長期間家を空けていた

エコキュートのなかには過去のお湯の使用量を判断して、自動で沸き上げてくれる機能がついたものもあります。このような機能がオンになったまま1~2週間ほど家を空けていると、お湯の使用が減るため、帰宅したときに沸き上げるお湯の量が少なくなってしまいます。

【修理必要】配管に亀裂が入ってしまっている

エコキュートを使っていないのにお湯の減りが早い原因のひとつとして考えられるのが配管の亀裂です。配管の亀裂から水漏れが発生しているのであれば、エコキュートや浴槽のお湯が減るのは当然ともいえます。

【修理必要】エコキュート内部の故障

エコキュートは配管以外にも内部の故障によってもお湯が減少してしまう可能性があります。例えばエコキュートの内部にある三方弁というパーツの故障は、お湯の減少の原因と考えられます。

三方弁は貯湯タンク下部からヒートポンプに水を送り、タンクの上部にお湯を送るパーツです。この三方弁が故障していると、お湯を上部に送れずタンク下部に流し込んでいってしまいます。本来エコキュートはタンクの上部から貯まっていき、下部に達した段階でセンサーが反応して沸き上げが完了したことをアナウンスします。

しかし三方弁が故障していると、お湯がタンク上部ではなく下部から貯まってしまうため、十分にお湯が貯まっていないにもかかわらず、沸き上げが完了したことになってしまうのです。

エコキュートのお湯が減ってしまう場合の解決方法

エコキュートからお湯が減ってしまう場合、エコキュートの設定変更や修理で解決できます。設定の変更はメーカーの取り扱い説明書に沿って行いましょう。

追い炊き機能の使用は控える

追い炊き機能は無駄なく浴槽のお湯を活用できるため節約になる一方、エコキュートのお湯が減ってしまう原因となってしまいます。そのため、お湯の量が少なくなってしまうことで悩んでいる場合は、追い炊き機能の使用は控えるのがおすすめです。

追い炊き機能を使用せずに、ぬるくなってしまったお湯を温めるには、高温足し湯機能を活用すれば、追い炊きよりも少ない湯量で温めなおせます。

また家族で相談してお湯が冷めないくらいの間隔でお風呂に入るといった工夫も検討してみましょう。

手動で沸き増しを行う

お湯の残量が少なくなってきた場合は、手動で沸き増しを行います。エコキュートは通常、夜間にお湯を沸かしますが、沸き増しを行うことで夜間以外でもお湯が沸かせるため、お湯が減ってしまった際の解決につながります。

長期間家を空ける際は自動沸き上げの設定を切る

1~2週間ほど家を空ける際は、自動での沸き上げ設定を切るようにします。こうすることで帰宅後にお湯が減っているという事態を避けられます。ただし2週間以上家を空ける際は、タンクの水を清潔に保つためにも水抜きが必要です。

配管からの水漏れを確認して修理を依頼する

お湯が減ってしまう原因が設定以外であれば、疑われるのが配管からの水漏れの可能性です。そのため配管から水漏れが発生していないかを確認します。特に確認すべきポイントは、貯湯タンクやヒートポンプ周辺です。エコキュートは沸き上げの途中で排水が発生するため、沸き上げが終わった直後である朝方は水たまりが発生しています。ですが昼を過ぎても貯湯タンクやヒートポンプ周辺に水たまりがあれば、水漏れの可能性が高いといえます。

水漏れは放置しているとお湯が減りやすいだけでなく、エコキュート内部の精密部品にまで影響をおよぼす恐れがあるので、早めに業者へ修理を依頼しましょう。

水漏れ以外の故障も修理を依頼

水漏れが確認できず、設定にも問題がなくお湯が減ってしまうのであれば、三方弁をはじめとしたエコキュート内部の故障が疑われます。この場合も配管からの水漏れ同様、自分では修理できないため専門業者に依頼しましょう。

故障はエラーコードで確認できる

エコキュートにはリモコンがあり、故障が発生した際にエラーコードが表示されます。エラーコードを把握しておくことで早めの修理依頼が可能です。例えば以下のメーカーの三方弁故障によるエラーコードは次のとおりです。
  • ダイキン:H54
  • コロナ:E39
エラーコードが表示された場合、コードの表示をリセットします。リセットしても再度表示されるようであれば故障の可能性が高いため修理が必要です。エラーコードのリセット方法はエコキュートの型によって異なるため、取り扱い説明書を確認します。

エコキュートの修理を依頼する場合のポイント

エコキュートを修理する際は、押さえておくべきポイントがいくつかあります。メーカーの保証期間であるかを確認し、複数の業者に見積りを依頼するなど、ポイントを押さえておきましょう。

メーカーの保証期間内かどうか

メーカーはエコキュートに対して保証期間を設けているので、故障したタイミングが保証期間内かどうかを確認が必要です。また保証期間内であっても故障の状況によっては保証の対象外となってしまう可能性があります。保証期間内であることがわかったら、故障内容が保証対象であるかどうかをメーカーに問い合わせましょう。

メーカーの保証期間外や、故障内容が対象外であれば専門の業者に依頼することで修理可能です。エコキュートの修理を依頼できる業者として、家電量販店やリフォーム業者が挙げられます。

家電量販店は独自の保証サービスを展開

家電量販店のなかにはエコキュートの修理に対応している店舗があります。また、量販店独自の保証サービスを設けているケースもあります。そのような店舗で購入している場合、保証サービスの範囲内で修理の依頼が可能です。

リフォーム業者は高い技術が期待できる

リフォーム業者はエコキュート以外にも太陽光発電をはじめ、さまざまな工事を請け負っています。そのため施工に関する高い技術が期待でき、安心して依頼できるでしょう。またエコキュート以外の家にまつわるトラブルについても相談可能です。

業者に依頼する場合は身元がはっきりしているかを確認

メーカーの保証期間外、保証対象外であった場合は専門の業者に依頼します。依頼する際は身元が判断できる業者を選ぶのがポイントです。業者の身元を判断するうえでは次のような項目に着目します。
  • 公式WEBサイトがある
  • 施工実績が掲載されている
  • 専門の技術者がいる
公式WEBサイトがあり、施工実績や専門の技術者がいることを掲げている業者であれば、安心して依頼ができます。エコキュートは毎日使うため、故障してしまった時はすぐに対応してくれる業者を一番優先して選びたいところですが、対応までの時間を掲載していない業者や、過度な広告が目立つ業者には注意が必要です。また、過度に安価なサービスを打ち出している業者の場合、実際に依頼したら望んでいた修理をしてもらえない可能性もあります。

複数の業者に見積りを依頼する

エコキュートの修理にかかる費用は、修理内容によって異なります。そのため、専門業者に依頼する際は複数の業者に見積りを依頼することで、費用を比較できます。

ただし、先述のとおりあまりに安価な業者への依頼は控えるようにしましょう。

故障の原因によっては火災保険の対象

エコキュートは、故障の原因によっては火災保険の対象となる場合があります。例えば次のようなケースであれば、火災保険で補償される可能性があるといえます。
  • 火災による故障
  • 落雷による故障
  • 台風による故障
火災保険には風災補償が付帯されているのが一般的です。しかし、風災補償が付帯されていない火災保険の場合、台風による故障は保険の対象とはなりません。また、保険会社によってはエコキュートが火災保険の補償対象とならない場合もあるので、加入している保険会社に確認しましょう。

エコキュートのお湯が減ってしまう場合は故障の可能性がある

エコキュートを使っていないのにお湯が減ってしまう場合、故障の可能性があります。エコキュートの設定を変更してもお湯が減ったり、エラーコードが表示されたりするのであれば、故障の可能性が高いでしょう。

エコキュートの修理を依頼する際は、保証期間内であればメーカーに、保証期間外であれば専門の業者に依頼します。専門業者は身元がはっきりしているところを選ぶ、複数の業者に見積りを依頼するといったポイントを押さえておきましょう。
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この記事の執筆者:岩田 
(カスタマーサポート)

大手建設会社に新卒入社し、5年間ほど広報、個人営業などの業務を経験。
2018年にゆらくらすに入社し、オール電化の販売サイト「ゆらくらす」「エコランド」のマーケティングを担当。2022年からゆらくらす「オフィシャルサイト」の広告も担当しています。

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